IT化が進んだ昨今は、どの企業でも業務に何らかのシステムを取り入れています。特に、システムとの相性が良いのは管理業務です。比較的単純な繰り返し作業に該当するため、人力ではなく、システムによって実施されるように工夫されました。そうして誕生したものが「基幹システム」です。企業が業務を進行するうえで直接的な関わりを持ち、大きな影響があるシステムを指します。例えば、生産や販売、在庫、従業員の給与管理などに使用されるものが該当します。
より詳しく説明すると、コンピューターを利用して企業の根幹となる業務を管理するシステムのことです。導入することで、業務の効率化やミスの削減といった効果を期待でき、生産性を向上させます。
基幹システムの他にもう1つ、「業務システム」があります。基幹システムほど企業への影響力が高くないものが該当します。場合によっては、基幹システムを業務システムの一種として捉える考え方もあります。
明確に分ける場合は、システムが停止した場合、業務に致命的なダメージを与え、進行に大きな支障を及ぼすか否かが判断基準になります。ただし、基幹システムに比べて重要性が低いとはいえ、業務システムも企業の業務を効率的に進めるうえで欠かせないことに変わりはありません。
企業ごとに適したシステムを導入しましょう
主な基幹システムには、財務会計システム、生産管理システム、販売管理システム、購買管理システム、在庫管理システム、人事給与システムの6つがあります。しかし、すべての企業において、この6つが基幹システムに該当するわけではありません。例えば商品の生産や販売がない企業では、生産管理システムや販売管理システムは、業務の根幹に関わるシステムとは言えません。
一方で、上述した6つに当てはまらないMAツールやグループウェア等のITシステムが含まれる情報系システムも、徐々に必要性が高まっていることから、今後基幹システムとしてみなす企業が現れる可能性も考えられています。
いずれにしても、適切なシステムの使用は業務の効率化をサポートし、生産性を向上させます。やみくもに導入すればよいわけではなく、最大限活用でき、効果に繋がるシステムを選択し、取り入れる必要があります。例えば、製造業であればバーネットの在庫管理システムが、非常に自由度が高く使用しやすいと評価されています。
製造業をターゲットにしているバーネットの在庫管理システムの詳細は、企業ホームページから確認できます。
バーネット:https://barnet.co.jp/
この他、バーネットでは物流に関わるシステムを中心に、様々なシステムの受託開発をしています。業務に必要なシステムがあるものの、なかなか良いものが見つからないという企業様は、まず問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。自社の業務に合わせたシステムを導入し、利用することで、より業務を円滑に進行できるようになり、生産性も向上すると期待できます。